図書室の海

本好きの感想ブログ

ファンタジー

恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。5巻 - Web連載 なろうの続き

小説家になろうで連載されていて、リアルタイムで追って読んでいた作品。Webに無料掲載されていた部分以降ということで電子版を購入。終わり方が気になっていたので続きを読むことができて嬉しい!と最初にお伝えしたい。 ※2023年12月現在、こちらの出版社さ…

璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝の続きが出てた!

なろう小説の連載で続きが気になった作品がある。しののめすぴこさんの『璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝』という作品で、管理人の好きな後宮もの。Web連載では綺麗に事件は解決していて特に不満はないのだが、大きな秘密を抱えたまま終わっているので続きはアッ…

後宮の黒猫金庫番 - 岡達 英茉さんの書籍書き下ろし

大好きな後宮もの。好きな作家さんが書いてる…読まねば! と、岡達 英茉(オカダチ エマ)さんの『後宮の黒猫金庫番』を購入する。小説家になろうで出会い、ずっと追い続けてる作家さん。とても安定した作品を書き続けていて、なろうで連載を読めない書き下…

映画ハウルの動く城が理解できないと言われて

魔法使いハウルと火の悪魔 ジブリ映画『ハウルの動く城』の原作。先日、友人とアニメ映画の話をしていて「ハウルの動く城ってイマイチ理解できないんだよね」と友人が言う。確かにわかりにくい。原作を読んでいないと理解できないと思う。でも、友人に映画の…

もう一度読みたい!海外児童文学ファンタジー - 古王国記 サブリエル

空前のファンタジーブーム 一時期、児童文学ファンタジーブームが続いた。『ハリーポッターシリーズ』の世界規模のブレイクをきっかけに、各出版社から続けとばかりにこぞって書籍が出版され、高価なハードカバーなのに売れる。二匹目のドジョウ狙いの翻訳本…

転生王女は今日も旗を叩き折る - 無料小説の書籍版をはじめて買う

「小説家になろう」の小説で、はじめて書籍版を買った作品。webで読んでいてどうしてもまとめて読みたくなった。書籍版には書き下ろしのエピソードが付け加えられてて、それも他者視点だったので2度美味しい。 後半はヒーローであるレオンハルトの思考がダダ…

後宮 × 暗殺 × 医療

なぜか後宮が舞台の小説に惹かれる まず、大昔の中国を舞台にした小説はたくさんある。なぜか。京都や奈良に、唐や隋の時代の文化財が数多く残っている。この時代入ってきた文化の影響は大きいと思う。あと、西遊記、水滸伝、三国志、ゲームやアニメになって…

私となろう小説の出会いは洗剤だった件

洗剤と魔女『緑の雫』 ーーとある日、私は噂で良いと聞いた「緑の魔女」というランドリー洗剤を調べていた。あるネットショップで検索をかけたとき、洗剤と一緒に出てきたのが『緑の雫』という本。「緑」「魔女」のワードでヒットしたようだった。 緑の雫 (…

十二国記 - 続きが読める幸せ

本好きブログの記念すべき第1作目。続きが読めなくなった本が幾多ある中、たとえ20年近く時間が空いたとしても続きが読める幸せ。小野不由美さんの十二国記は30周年を迎えたそうです。 「十二国記」30周年記念ガイドブック(新潮社)2022年 月の影 影の海 町…